あなたは知っていますか?

みなさんは「沖縄」と聞くと何を思い浮かべますか?
青く透き通る綺麗な海、その海で育つ色鮮やかな珊瑚
南国ならではのカラフルな魚たち、青々とした木々や色鮮やかな花々

豊かな自然溢れるこの島は沖縄に暮らす多くの生き物たち
そして沖縄の人にとっても、沖縄を訪れる人にとっても、とてもとても大切なものです。

ビーチクリーン

しかしその大切な自然が今、大きく脅かされていることを知っていますか??

テレビでも雑誌でもポスターでも、写真に映るのは綺麗なビーチの様子ばかり
汚れてしまったビーチの様子はあまり取り上げられません。

こちらの写真、そう、実は「沖縄」なんです。

ビーチクリーン





海岸に永遠と続く打ち上げられたゴミ。
潮が引くと普段は見ることのない、海中の岩にへばりついていたゴミが一気に現れます。
ゴミの中にはプラスチックのものがほとんど
小さなお菓子の袋は拾っても拾っても一向に無くならないほど、
海岸沿いにも海面にもたくさんたくさん漂っています。

潮の流れの関係で外国からのゴミもたくさん流れつきますが
なにより圧倒的に日本語で書かれたゴミが多いことに言葉を失ってしまうと思います。

沖縄には昔から神様がいます。
数え切れない程のパワースポットがあり
神様の言葉を受け取ることのできる女性「ユタ」の存在や
みなさんがよく目にする「シーサー」もそのうちの一つ。
旧盆の時期になると必ず目にするエイサーの踊りも深く関係しています。
そんなこの島を守ってきた神様たちが悲しんでいます。

そこでビーチクリーン活動を始めた方がいます。
沖縄でも知る人ぞ知るリースメーカー
沖縄の自然のマテリアルからオーナメントを作られている
森井裕子さん@moriiyuko_unico_okinawaです+*

ビーチクリーン

きっかけは2歳だった娘さんが一緒に海に行く度
「ママ、どうぞ」とゴミを拾ってきて渡してくれたことから。
そして10年以上たった今でも変わらず、進んで共にビーチクリーンをしてくれるんだそうです。
心が洗われますね。子供の力は尊いです。

しかし大きく重いゴミもたくさんあり男性の力も必要。
ゴミの量も測りしれないため人数もたくさん必要です。
無理をしない程度に、でも根気強くコツコツと継続することに意味があります。

ビーチクリーン


ビーチクリーン


ビーチクリーン


ビーチクリーン


ビーチクリーン

みなさんにお願いしたいのはまず、ゴミを捨てないことです。
あなたのそのたった一つのゴミが想像以上に多くの影響を与えています。

そしてもしも時間が許すのなら、少しでも興味を持ってくれたのなら
近くで行われているビーチクリーンにぜひ参加して欲しいです。
話を聞くのと実際に目で見るのは全く違います。
海に遊びに行った際、個人でビーチクリーンを行うのでも構いません^^

先日ビーチクリーンをしていると、散歩をしていたアメリカ人の男性が声をかけてくれました。
「誰かがやらなきゃといつも思っていた。綺麗にしてくれてありがとう。
次回は息子を連れて参加するね。」と。
こうして輪が広がっていけばこの地球はどんどん綺麗になると思います。

また、ビーチクリーンには自然を愛する人たちがそれぞれ思いを持って参加しているので
交流をしながら楽しみながらできるのも魅力の一つかと思います^^
不思議なお宝を発見することもあるかも♪

「沖縄」が好きなみなさんにこの現状が少しでも伝わればとの思いを込めて
書かせて頂きました。

誰かにこの話をするのでも、この投稿をシェアして頂くのでも構いません。
まずは現状を知って貰うことが大切だと思っています。

みんなで力を合わせてこの綺麗な海を、
そしてみんなが愛するこの島を守っていきましょう+*
私たち人間が汚してしまったことへの「ごめんなさい」と
住まわせてくれて「ありがとう」
立ち入らせてくれて「ありがとう」という感謝の思いを込めて。